「なぜ、顔写真が必要なのか?」
東洋経済オンラインで
こんな見出しを目にしました。
「顔出しすると株価が上がる??」
以下のグラフは
社長/役員の「顔」写真を公開している企業
社長/役員の「顔」写真を公開していない企業
との株価推移の違いを表しています。
お気づきのように顔写真を
公開している企業の方が非公開企業よりも
株価が高い傾向にあります。
有価証券とはそれ自体に
財産的価値を有するものです。
ただ、開示される有価証券報告書以外には
具体的に目に見えるものはありません。
つまり、
目に見えないもの
を投資家は「買う」わけです。
商いは顧客との「信頼関係」で成り立っており、
何か起きた時にその責任を誰が取るのか?
という覚悟を持つ会社や人にお金を預けることになります。
覆面をしていてはモノは売れないのです。
信頼を勝ち取るシグナリング理論
情報を開示することで相手の信頼を得ることを
経済学用語でシグナリングと言います。
たとえば
アルマーニにロレックスの腕時計をした男性と
そうでない男性では第一印象において
受け止められ方に差があるでしょう。
シグナル理論で言えば
前者は世間的にはある一定の評価をされやすい
シグナルを発していると言えます。
(中身はともかく)
さて、あなたの会社のホームページには
社長・社員の顔写真を掲載していますか?
顔が見えるというのは最高の『信頼』です。
その他にも名刺に顔写真を入れる、
プライスにも「店長からのコメント」として
顔写真を入れることも有効です。
(詳しくはエアプラにて!)
「WHO WE ARE(わたしたちは何者か)」
の主語が不在であれば
人との信頼は生まれません。
あなたのお店からシグナル発してみませんか?